【ソウタシエ〜soutahe〜】とは
ヨーロッパの伝統的なコード刺繍でフランス語で「装飾的な縁取りとして使われる細い平紐」のこと。中世ヨーロッパで上流階級の正装用ブラウスやジャケットの豪華な衣装のへり飾りとして用いられてきました。
アールのアートジュエリーはその伝統的な刺繍の技法を応用して天然石やビーズなどを使い自由に表現したものです。
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金襴生地をつかい、ソウタシエでブローチに仕立てたものです。
とても軽く、また上品な華やかさがあります。
帯留めとしても使っても素敵です。
【金襴生地とは】
金襴とは、錦織りの一種で模様が全て金糸で織られているものをいいます。金襴は、紙に漆で金箔を貼り、細く裁断した平金糸、金箔糸や絹糸に金箔を巻きつけた撚金糸で模様を織り出しています。
現在でも仏具や袈裟、能装束や掛け物の表装、ひな人形などの人形衣装にも用いられます。着物においては、帯に多く見られます。
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【使用素材】
金襴
日本製ポリエステルコード
ガラスビーズ
フェイクスエード
金メッキ金具
【サイズ】
約6cm×6cm
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【素材について】
◆サージカルステンレス
サージカルステンレスはJIS規格で「316L」と呼ばれ、ステンレスの中でもアレルギー性の極めて低い素材です。 医療用工具のメスやハサミにも使用されています。
◆金メッキ
金メッキとは、化学変化によってある金属に金を付着させたものです。
金を付着させているので表面は金に見えますが、その土台は違う素材となります。
メッキは使用しているうちに剥がれてしまうため、金属アレルギーの方はご使用には注意してください。
◆ロジウムメッキとは
ロジウムはもっとも金属アレルギーが出にくいといわれる金属のひとつ。またシルバーのように、酸化して黒ずむことがないため、くすみを防ぐことにも定評があります。落としたりぶつけたり傷を付けたりすると、ロジウムメッキははがれてしまう事があります。丁寧に扱うようお願いいたします。また、長く使っているうちにメッキが摩耗して薄くなり、剥がれる事があります。
◆14kgf(14金張り)について
kgf(ゴールドフィルド)とは金の層を高熱と圧力で素材(真鍮)に圧着させたもので、その金の層の重量が素材を含む総重量の1/20以上の場合、ゴールドフィルド(金張り)と呼ばれています。ゴールドフィールドは、金メッキ(ゴールドプレイテッド)のように表面の金が剥げてくる心配はほとんどありません。そして金メッキよりもはるかに金の層が厚いことから、別の素材として区別されています。手軽に本物の金の輝きを楽しむことができます。
アレルギーフリーですが個人差がありますのでご使用の際はご注意ください。
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